「勝ちすぎたんだね」

昨晩、私と主人、弟君がテレビで「朝青龍が引退」というニュースを見ていたときに弟君が言った言葉です。

んん？と思い、どういうこと？と弟君に聞いてみました。

朝青龍があまりにも強く、誰も勝てる人がいなかったから。
だから、朝青龍はついついお山の大将的な感じになってしまい、行動も激しくなって。
朝青龍のライバルになるくらい強い人がいたら、そんなに態度がでかくならずにすんだのでは？

こんな感じのニュアンスで小学3年生の弟君はお話してくれました。

ふ～～ん。そういう風に感じたんだ！
ちょっと感心。
子供っていろんなことを考えているのですね。

弟君の言うように、もし、朝青龍があそこまで勝っていなかったら、すごく強い横綱がもう一人いたら・・・
もっと低姿勢の朝青龍がいて、もっともっと相撲がとれていたのでは？
そう考えると、朝青龍がかわいそうに思えてしまった私でした。

弟君にはすみませんが、やはり「三つ子の魂百までも」というのが本当のところだと思います。明徳義塾に入学するまでの１５年間のモンゴルでの生活とその後、現在２９歳になるまで１４年間の生活。ほぼ同じ年月をモンゴルと日本で過ごしてきていますが、やはり日本人の思考回路を獲得できなかったのでしょう。これはあたかも狼少女と同じです。１９２０年代インドで狼に育てられた二人（２匹）の少女は結局人間性を取り戻すことなく死亡してしまいました。これも又、刷り込み現象によるものか。大鵬は「負けない相撲」と呼ばれる程、勝ちすぎた白系ロシアと日本人のハーフですが、外人の血が流れていても日本人として育ちましたから勿論日本人の思考回路を獲得しています。朝青龍にも何度となく説教している恩師でもありますが、やはり無駄でしたね。
もし日本国籍を取得していて、すもう協会に残ることが出来ていたら。。って考えてしまうのは私だけ？
さすが相撲ファンクラブというだけあって詳しいコメントいただき誠にありがとうございます。いえいえ、はなっから相撲協会に残ろう何て気はなかったんです。だから今まで帰化していなかったんです。彼はモンゴリアンである誇りを捨てる気はサラサラありません。す、するどい！
あんこやさんも
そう想いますよ。
突き詰めれば、そんな単純な話かもしれませんね。巡業サボリとか仮病サッカーくらいなら、ちゃんと躾けなかった親方も悪いとか同情の余地があるかもしれません。
しかし、たとえ知人とはいえ、人を殴って重傷を負わせたうえ、虚偽報告までしている。これはれっきとした犯罪行為です。
示談が成立したから良いだろうって話でもありませんし、「かわいそう」と思える理由がわかりません。コメントありがとうございます。
この問題について、まだまだいろんな影響が出るでしょうが、早く落ち着き、相撲がもっともっと楽しくなるといいですよね～。コメントありがとうございます。
そうですね。何があっても、人を傷つけるのはやはり良くないですね。

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